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✅ はじめに
ダナン滞在中、Googleマップでカフェを探していたときに、
雰囲気が良さそうだなと感じて気になったのがこのカフェ。
それが 43 Factory Coffee Roaster(XLIII COFFEE) です。
実際に訪れてみると、注文の際に
「ここは輸入豆しか扱っていない」とスタッフから説明されて驚きました。
ベトナムといえば、世界有数のコーヒー輸出国。
当然ローカルの豆を扱っているものだと思い込んでいた私は、
そのスタンスの違いに少し驚きつつも、面白い体験ができました。
✅ 早見表
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | 43 Factory Coffee Roaster(XLIII COFFEE) |
所在地 | Googleマップリンク |
コーヒー価格帯 | 125,000〜500,000 VND(1回提供分)*日本円換算下記 |
原産国 | インド、ペルー、エクアドル、パナマ |
Wi-Fi速度 | ダウンロード:360Mbps |
電源 | 床に設置、各席に複数あり |
雰囲気 | 吹き抜け・ガラス張り・開放的 |
利用客層 | 外国人中心(欧米・中華系)。ベトナム人は少なめ |
スタッフ対応 | 英語対応◎ |
2階について | カフェスペースではないとのこと |
✅ 自然と調和した、静かなガラスの空間

ガラス張りの建物に囲まれた庭と池。
都市の中にあるとは思えないような静けさと開放感。
中に入ると、まるでコーヒー研究所のようなカウンターが広がっています。

天井が高く、光もたっぷり差し込み、空間としての完成度が非常に高い。
床にはコンセントが埋め込まれていて、作業しやすい環境が整っています。

客層はほとんどが外国人(欧米人・中華系など)で、
ノートPCを広げて作業するデジタルノマド系の利用者が多く見られました。
ベトナム人のお客さんは少なめで、英語が飛び交う静かな空間という印象です。
スタッフの英語も流暢で、外国人でも安心して利用できます。
✅ コーヒーはすべて“輸入豆”

このカフェの最大の特徴は、提供される豆がすべて輸入品であるという点。
しかも、ベトナムはコーヒー輸出量で世界第2位だそうです。
そんなベトナムにいながら、あえて輸入豆だけで勝負するというスタイルには、独自のこだわりを感じました。
提供されていたコーヒー豆のラインナップ(1回提供分の価格):
原産国 | 表記名 | 価格(VND)レート:2025年7月 |
---|---|---|
インド | HEMAVATHI RT – IOP 2 | 125,000(約706円) |
ペルー | NUEVA ALIANZA RED GESHA | 250,000(約1,412円) |
エクアドル | FINCAS PUTUSHIO MEJORADO | 375,000(約2,118円) |
パナマ | VOLCAN VALLEY | 500,000(約2,824円) |

価格帯はスターバックス以上。
「なぜ高いのか?」と聞くと、輸入豆の希少性と品質へのこだわりが背景にあるとのことでした。
✅ 実際に飲んでみた感想
スタッフにすすめられて、インド産の豆をFilter抽出で注文しました。
飲み方は「Shot」「Filter」「Milkbased」の3種類から選べます。

提供されたコーヒーは、ビーカーのような容器に入って登場。
「1杯」と言われるとマグカップのような量を想像しますが、
ここではこのビーカー1つ分が1回分の提供量になります。
実験的な雰囲気すら感じるスタイルでした。
味はすっきりとした印象で、香りも控えめ。
私はコーヒーの違いに詳しいわけではありませんが、
濃いベトナムコーヒーに慣れているせいか、
「これは特別に美味しい!」というよりは、「ああ、こういう世界もあるんだな」と感じる体験でした。
✅ 思い出した、あのコーヒーの記憶(Dak Lak / 2012年)
ふと、過去の印象的なコーヒー体験を思い出しました。
それは、2012年にベトナム・Dak Lak省のKrông Năng地区にある山奥のカフェ。
店の名前は Cà Phê Tuyết Tình。
▶︎ Googleマップで見る
周囲をコーヒー農園に囲まれたそのカフェで飲んだ一杯は、
今でも人生で一番美味しかったコーヒーだと感じています。
まるでエスプレッソのような少量で濃厚なコーヒーを2杯飲んだだけで、
ほろ酔いのような感覚になったことを、今でもはっきりと覚えています。
コーヒー畑で飲むコーヒーと、都会で飲むコーヒーがここまで違う理由は、正直わかりません。
でも、飲んだ“環境”が影響しているのかもしれないなと、ふと思いました。
✅ 食事メニューも充実

パニーニ、サラダ、デザートなど、軽食メニューも豊富。
ブランチやランチ利用にも十分対応できそうです。
- パニーニ(カプレーゼ/グリルチキン):各180,000VND(1,017円、*2025年7月現在)
- トーストやスイーツもあり(ティラミス/ジェラートなど)
- 全体的に価格帯はやや高め
✅ 作業用カフェとしても快適

Wi-Fiの速度は、今回の旅の中で最速クラスでした。
- ダウンロード:360Mbps
- アップロード:190Mbps
- レイテンシ:24ms
📶 Wi-Fi速度に関して詳しく知りたい方はこちら:
👉 インターネット速度の見方|fast.comを使った測定ガイド

また、レシートにはWi-Fiパスワードも記載されています。
快適なネット環境で、作業も安心です。
✅ まとめ|コーヒーの世界に少しだけ触れた気がした

コーヒーの味に詳しいわけではないけれど、
「こういう世界もあるんだ」と知ることができた一日でした。
価格は正直高いです。けれど、
その背景にあるこだわりや空間設計、サービス品質を体験する意味では、
一度訪れてみる価値はあると感じました。