映像編集に挑戦してみたいけれど、どのソフトを使えばいいかわからない——
そんな方にぜひおすすめしたいのが、プロも現場で使用している無料の映像編集ツールです。
私は映像制作を始めたばかりの頃、このツールを使って初めて動画を完成させました。
しかも、完全無料で使えるにもかかわらず、プロ向けの編集・音声・カラー補正機能までそろっています。
そのツールの名前は…
👉 DaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルブ) です。
✅ 無料版と有料版の違い
DaVinci Resolveには「無料版」と「有料版(DaVinci Resolve Studio)」の2つがあります。
項目 | 無料版 | 有料版(Studio) |
---|---|---|
価格 | 無料 | $295 USD(約46,462円) ※1ドル = 157.50円(2025年7月8日現在)、買い切り |
カラー補正 | 基本機能すべて使用可能 | ノイズ除去、HDR対応など上級機能が追加 |
ノイズ除去 | × 使用不可 | ◎ 高精度の空間/時間ノイズ除去が可能 |
エフェクト | 一部制限あり | 全エフェクト使用可(モーションブラーなど) |
解像度 | 最大4K UHD | 8K以上にも対応 |
GPU処理 | 単一GPUまで | 複数GPUで高速処理可能 |
📘 結論:
- 初心者〜中級者までは無料版で十分に映像制作が可能。
- プロレベルのカラー補正・大規模案件を扱う場合はStudio版が必要。
💡 DaVinci Resolveの主な構成
機能モジュール | 名称(英語) | 用途・特徴 |
---|---|---|
メディア管理 | Media | 素材の読み込みと整理 |
カット編集 | Cut | シンプル&スピーディーな編集操作に特化 |
タイムライン編集 | Edit | フル機能の動画編集。複雑な編集にも対応 |
カラー補正 | Color | プロ品質のカラーグレーディング機能 |
VFX合成 | Fusion | ノードベースで高度なビジュアル合成が可能 |
音声編集 | Fairlight | 多チャンネルの音声調整・効果適用が可能 |
書き出し | Deliver | YouTube向け書き出しテンプレも完備 |
✅ 初心者におすすめする理由
📘 DaVinci Resolveは、以下の点で初心者にも扱いやすく、学習の価値が高いです。
- ✅ 無料版でも機能が非常に豊富(有料との大きな差はごく一部)
- ✅ 動作が軽量でM1/M2/M4チップのMacとも相性が良い
- ✅ YouTubeやUdemyなど、学習素材が豊富
- ✅ 初期設定を済ませれば、Premiereよりも直感的に扱える場合も
💡 特にカラー補正や音声編集に興味がある方は、最初からDaVinci Resolveを選んでも後悔しません。
✅ 実際に使って感じたこと
私自身、映像制作を学び始めたばかりですが、DaVinci Resolveは「学びながら実践する」には最適でした。
- 素材の読み込み
- タイムライン編集
- BGM調整
- テロップ追加
- YouTube書き出し
この一連の流れが1つのソフトで完結する安心感は大きく、
編集作業に集中できる環境を作ってくれます。
✅ 初心者が最初につまずきやすいポイント
- 「プロジェクト設定」で解像度やフレームレートを先に決めるのを忘れがち
- 日本語UIでもメニューが多くて迷いやすい
- 書き出し時のコーデック設定が初見では分かりづらい
📘 対処法: 私は「前田カズさんのシークレットコンサルティング」を受講し、その中で提供されている解説動画を通じて基本操作を一通り学びました。
また、一般的には YouTube で「DaVinci Resolve 初心者」と検索すれば、丁寧なチュートリアルが多数ヒットします。 加えて、公式マニュアル(英語)も PDF で無料配布されています。
✅ まとめ
DaVinci Resolveは、無料から始められる本格派の映像編集ツールとして、
初心者からプロまで幅広い層に支持されています。
👉 これから映像編集を始めたい方は、まずこの1本から触ってみてください!
📌 今後は「Fusion」や「Fairlight」の使い方もブログで紹介していく予定です。