✅ はじめに
ニャチャン=ビーチリゾート。そんなイメージを持っていた私ですが、
実は「歴史」と「祈り」の空間にも出会えることを知りました。
今回訪れたのは、チャム族が築いたチャンパ王国の宗教遺跡「ポーナガル塔」。
赤レンガ造りの神殿、高台からの絶景、そして現代にも息づく信仰の姿が、静かに心に残る場所でした。
💡早見表|訪問前に知っておきたい情報
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ポーナガル塔(Tháp Bà Ponagar) |
所在地 | Google Mapsで開く |
入場料 | 30,000VND(約170円)※2025年7月末現在 |
ガイド料金 | 100,000VND/人 |
営業時間 | 6:00〜18:00(10〜12月は〜17:30) |
所要時間 | 約30〜60分 |
特徴 | チャンパ遺跡/眺望◎/チャム族舞踊あり |
🏯チャム族とチャンパ王国の歴史が残る場所
ポーナガル塔は、ベトナム中南部に栄えた**チャンパ王国(7~13世紀)**によって建てられた宗教施設。
女神ポーナガルを祀り、**今も参拝者が訪れる「生きた遺跡」**です。

👉 「特別国家遺跡」と記された石碑が、国家的価値を示しています。

👉 赤レンガの塔と緑の庭園が調和した、フォトジェニックな全景。
🌉絶景スポットでもあるポーナガル塔
塔の敷地は小高い丘の上にあり、そこからニャチャンの市街地、川、山まで一望できます。
自然と都市のバランスが取れた眺望で、思わず深呼吸したくなる場所です。

👉 川と橋、遠くに見える高層ビルと山々の対比が印象的。
🕍神聖な空間と祈りの光景
塔の前では、地元の人々が静かに祈りを捧げていました。
観光地でありながら、信仰の場としての空気も残っており、帽子を脱いで入る人も多数。

👉 柔らかい光が差し込む祈りのスペース。敬意を感じる場所でした。
🎶伝統文化と音の記憶|チャム族の演奏に出会えた幸運
訪問時、偶然にもチャム族の伝統音楽の生演奏に遭遇しました。
素朴な音色が、遺跡の空気と見事に融合していて、印象深い時間になりました。


👉 観光ショーというよりも、文化を伝える自然なスタイルでした。
🧾入場料と窓口の様子
チケットは入口すぐの窓口で購入できます。英語も通じました。
ガイドをつけると、建築や歴史の背景をより深く理解できます。

👉 30,000VND(約170円)という価格は、内容に対して非常にリーズナブル。
🔍チャム族が今も暮らす地域と、信仰の継承
ポーナガル塔は「過去の遺跡」ではなく、今も信仰の対象であり続けています。
現在でもチャム族の人々は、ベトナム南中部のビントゥアン省付近などで生活しており、
たとえば以下の地域ではその暮らしが今も続いています。
👉 信仰の系譜を、今に感じさせてくれる視点になりました。
👀 自宅でも体感できる!ポーナガル塔の360°バーチャルツアー
現地に行く前に雰囲気を確認したい方や、行くのが難しい方には、
VR360による高品質バーチャルツアーが非常におすすめです。
👉 マウスやスマホで視点を自由に動かせ、現地にいるような感覚で塔の外観・展望・雰囲気を楽しめます。
📘まとめ
ポーナガル塔は、単なる観光地ではなく、
歴史的・文化的な背景をもつ場所としての魅力があります。
塔や建築の造り、高台からの眺望など、印象に残るポイントが多く、
写真映えするスポットとしても楽しめました。
観光地でありながら比較的静かで、落ち着いて見て回ることができます。
歴史や文化に関心のある方におすすめです。